2021-05-18 第204回国会 参議院 内閣委員会 第19号
そこで、先ほどからお話に出ているこのスクールソーシャルワーカー、これがどのようにこのヤングケアラー対策に対して役割として期待されるのか、その点についてまず伺いたいと思います。
そこで、先ほどからお話に出ているこのスクールソーシャルワーカー、これがどのようにこのヤングケアラー対策に対して役割として期待されるのか、その点についてまず伺いたいと思います。
ヤングケアラー対策というのは時代の要請なんだというふうに思います。 大臣に御提案ですが、この日本版ヤングケアラー十六の権利の策定を始め、思春期独特の羞恥心から周りに自分の状況も話さず、また自分がケアラーなのだということにも気付いていない彼らを見付けにいって、情報を届けて、話を聞いたり、心や体をメンテナンスして、時にはアセスメントツールによってケアを他者の手に委ねる判断をしたりもする。
こういった調査結果を踏まえますと、これまでヤングケアラーという概念が認識されていないこと、そもそも認識されていない、あるいは実態が把握しにくいことなどが背景にありまして、ヤングケアラー対策が進んでこなかったものというふうに考えております。